ここで言うアラートとは、アラート、特別なアラートおよびそれらのフォローアップ連絡手順の総称です:
アラート: 渡航者、拠点、事業活動に影響を及ぼし得る事件を伝える電子メール情報を指します。
特別なアラート: 渡航者の周辺で発生し、職員、拠点、事業活動に対して影響が懸念される重大な治安事件を伝える電子メール情報を指します。同じ電子メール内には、事件の周辺に居合わせている渡航者に対する行動ガイドラインも記載されています。
最も重要なことは、特別なアラートが送信される際には、影響を受ける渡航者に対して、即座に自動ステータスコールが発信されます。これにより、渡航者の安否さらには支援の必要性を確認します。
アラートの電子メールをカスタマイズし、渡航前のアラートを設定します。
アラートメールの冒頭のテキストをカスタマイズ:冒頭のテキストをカスタマイズすることで、渡航者はアラートを雇用主/会社から送信された信頼できるメッセージであると認識できます。例文:本メールは(会社名)に代わり送信されています。弊社は渡航中の安全確保に努めるとともに、随時連絡を取らせていただきます。以下の情報をよくお読みください…
渡航前のアラート受信プロセス:有効化された場合、渡航者は渡航の24時間前、48時間前、72時間前または7日前からアラートメールを受信することになります。 出発前に目的地で何が起こっているかを把握することで、それに応じて準備を整えられる(会議や挨拶のスケジュールを調整する)利点が得られます。
アラートとは、渡航者、拠点、事業活動に影響を及ぼし得る事件を伝える電子メール情報を指します。アラートを有効化することで、以下の設定が貴社に適用されます。
アラートのしきい値とは? アラートメールの発信の基準となる事件の重大度に関するしきい値を設定することが可能です。スライダーで設定した「マイナー」「中程度」「重大な」「危機的な」の重大度のしきい値をもとに、レポートの受信者や渡航者は事件のアラートを受信します。
最も深刻な事件のみ渡航者にアラートを出したい場合には、スライダーを「危機的な」に設定してください。より広範囲にわたる治安情報を入手したい場合には、「中程度」にスライダーを設定します。
重大な事件が発生し、渡航者がその付近の事件の影響が及ぶ半径内に位置する場合、特別なアラートが発信されます。この場合、渡航者が無事であるかどうかを迅速に把握する必要があります。特別なアラートが発信される場合、安否確認を行うために、影響を受ける渡航者は登録された電話番号に連絡を受けます(ステータスコール)。本プラットフォームは、渡航者が無事か、あるいは支援が必要かを特定し、自動的にレポートの受信者に通知します。ステータスコールに加えて、渡航者はメール経由でアドバイスと共に事件情報を受信します。
呼び出しコールの回数:緊急時に渡航者に発信されるステータスコールの回数(3〜5回)を決定することができます。多くの場合、渡航者は最初あるいは2回目の電話に即座には応答できません。5分から10分ごとに複数回電話をかけることで、電話がつながり、安否状況を確認できる可能性が高まるといえます。電話がつながらない(電話の電源が切れている、留守番電話になる、電話がつながらない、通信が途絶している)渡航者は、「不明」ステータスに分類されます。緊急連絡先に通知され、渡航者のステータスはその後追跡されます。
SMSや電子メールによるリマインダー:ステータスコールの応答がなく「不明」状態にある渡航者には、ステータス情報の提供リクエストが記載された電子メールとSMSが送信されます。これは、渡航者がメッセージを受信した際に、電話をかけ直したり、緊急連絡先へ電子メールを送信するよう促すことが目的です。電子メールに加えてSMSを送信したくない場合には、解除が可能です。
場所が不確かな渡航者に向けた特別なアラート:特別なアラートのプロセスは、渡航先の国内で正確な位置が不明である渡航者に対しても実行されます。有効化された場合、各渡航先の国で発生した全ての事件について、選択された重大度のしきい値に基づき、ステータスコールが行われます。
設定について不明な点がある場合、またはプラットフォームがどのように機能するかについて興味がある場合には、「影響が及ぶ半径についてのプレビュー」で確認することができます。多数のパラメーターに基づき、本プラットフォームは、治安事件に関するアラートおよび特別なアラートの影響が及ぶ半径をそれぞれ動的に決定します。半径を形成する最も有力なパラメーターは、事件のインパクトスコア、事件のカテゴリーおよび渡航者の位置情報の確実性です。
公開する前に設定をテストしてください。
スライダーを使用して紛争の影響を選択し、興味がある紛争のカテゴリーを選択し、渡航者のロケーションの信頼性を設定してください:上掲のグラフィックから、設定による事件の半径の変化を見ることができます。
一部の事件カテゴリーについては、当初から特別なアラートのステータスコールが発信されない設定となっていることに注意してください。
渡航者のロケーションの信頼性に関する注意点: 渡航者の位置情報に関するデータが正確であればあるほど、より緻密に事件の半径が設定されます。例えば、渡航登録の情報がフライトのデータのみであった場合、渡航者の位置情報は到着空港に設定され、到着後に移動することを考慮すると、信頼性が極めて低い位置情報となります。そのため、事件発生時には、本プラットフォームは、より大きな半径を示すことになります。一方で、カレンダートラッキングやGPSを利用する渡航者の位置情報の信頼度は高く、事件に伴う半径はより小さく表示され、より正確なアラートが配信されることになります。