一目で情報を伝える
トラベルモニターのマップ上には、以下のアイコンが使用されています。
複数の渡航者、拠点およびアラートが同じ場所(拡大表示レベル次第)に存在する時は、1つのアイコンに集約されます。グループアイコンをクリックすることで、異なるグループに情報を分割表示できます。
渡航者のアイコンは過去72時間のステータスに応じて異なる色分けがなされています:
不明あるいは要支援の両ステータスは、渡航者が危険にさらされ、支援が必要な状況に置かれている可能性があることを示しています。緊急支援プロバイダーが支援措置を開始し、緊急連絡先に通知し、具体的なフォローアップを調整します。
本プラットフォームは登録された渡航者のステータスを自動的に確認し、表示します。以下のような流れとなります:
プラットフォームが、周辺に居合わせた渡航者に脅威をもたらす可能性が高い、重大な治安事件を検出します。
重大な事件発生後、トラベルモニターの個々の設定に基づき、一連の自動ステータスコールや、特別なアラートを伝える電子メールが発信されます。
プラットフォームが確認できるステータスコールのフィードバックとしては、以下の3種類が想定されます: OK、要支援または不明です。渡航者の現在のステータスは、継続的にトラベルモニターにて更新されます(緑色:OK、黄色:確認中、オレンジ色:不明、赤色:要支援)。また、ステータス情報は継続的に電子メールによってレポートの受信者に伝達されます。対応が必要な事態(ステータスが不明あるいは要支援)となった場合、レポートの受信者は追加で電子メールを受信します。
特別なアラート対象の事件発生とは関係なく、手動で自動ステータス確認を実行することが可能です。この場合、渡航者リストからステータス更新情報が必要な渡航者を選出し、「リクエスト送信」のボタンを押します。プラットフォーム経由で対象の渡航者に対して電話がかかり、ステータスを確認します。トラベルモニター(緑色:OK、黄色:確認中、オレンジ色:不明、赤色:要支援)を通じて、更新されたステータスの更新情報を継続的に追跡することができます。対応が必要である場合(不明あるいは要支援)、レポートの受信者も電子メールで通知されます。
色
ステータス
説明
緑色
OK
自動ステータスコールに対して、渡航者からステータスが良好であるというフィードバックが得られた場合
渡航者から電子メールや電話で、ステータスが良好である旨のフィードバックがあった場合
緊急連絡先からの電子メールや電話を通じて、渡航者が無事であるというステータスフィードバックが得られた場合
黄色
確認中
自動ステータスコール作業が現在も続いている。ステータスに関するフィードバックがまだ得られていない場合。
オレンジ色
不明
直近のステータスコールに対してステータスが確認されていない場合(電話の電源がオフになっている、留守番電話になる、電話の応答がない、通信途絶)
渡航者や緊急連絡先からではなく、第三者からステータスのフィードバックがあった場合。緊急支援プロバイダーが、緊急連絡先に、第三者の名前や連絡先などの情報を伝達します
赤色
要支援
自動ステータスコールに対して、渡航者から直接連絡が得られ、支援が必要であるというフィードバックがあった場合
緊急支援プロバイダーから影響を受けている渡航者が重大な危険(生命、身体、健康に対する脅威)にさらされていることが明示されており、緊急支援プロセスを実行する場合
白色
非該当
過去72時間にプラットフォームから自動ステータスコールを受けていない渡航者で、ステータス情報を有していない場合