アラート概要を選択すると、渡航者が受信したアラートおよび特別なアラートへと直接移動します。リストで表示される事件を減らすには、アラートか特別なアラートかを選択するか、特定の時期を選択するか、検索バーで特定の国を入力してください。
また、リストで取得する情報は、マップ上にも反映されています。事件を選択すると、以下の主要な情報を入手することができます:
事件発生国およびヘッドライン
事件カテゴリー/サブカテゴリー
事件インパクトスコア
リファレンス
事件 ID
影響を受けている渡航者: ボタンをクリックすれば、事件の影響を受けている渡航者のリストが表示されます。オプションで渡航者の詳細を表示することも可能です。
注意事項: このトピックに関する詳細情報は、アラート設定のセクションを参照してください。
渡航者、拠点、アラートや全ての関連する詳細情報など、貴社の貴重な情報は、トラベルモニターで把握することができます。
デスクトップ向けの初期設定の表示サイズは1:1となっており、左側のナビゲーションパネルと右側のマップに分かれています。リスト選択を含む全てのナビゲーションは、マップ上にも反映され、その逆も同様です。リストで項目を選択すれば、パネル内で詳細を確認できるだけでなく、マップ上にも対象物の位置が表示されます。
マップを操作し拡大させることで詳細なマップを確認することができ、右上隅に位置するレイヤーナビゲーションを利用することで、複数のリスクと情報レイヤーを選択することも可能です。 マップがあまりに混雑している場合には、例えば拠点やアラートの選択を解除し、情報量およびマップ上のアイコンを減らすことができます。
貴社の拠点に関する概要はどのように把握すれば良いでしょうか?トラベルモニター内の拠点のボタンをクリックすれば、データが統合されている場合、拠点のリストと貴社オフィスの位置が表示されます。特定の拠点を探す際には、検索バーを使用してください。拠点の名前か国名で検索することで、複数の拠点が表示されます。
マップ上の拠点アイコンをクリックするか、リストの拠点名をクリックすることで、拠点の住所や拠点の正確な場所を示す座標などの詳細を確認することができます。
ナビゲーションバーのトラベルモニターのアイコンをクリックし、拠点の管理を選択し、編集画面を開いてください。
すでに自社拠点のロケーション情報が登録されている場合、拠点内で編集したい拠点の右側の矢印をクリックすることで、簡単に編集あるいは削除することができます。
拠点を追加する ボタンをクリックすることで、新たな事務所やプロジェクト現場の位置情報を追加することができます。マップ内の検索バーに対象となる拠点の位置情報を入力し、マーカーを正確な場所に移動させて設定を行ってください。拠点名を入力し、緑色の保存ボタンを押してください。その後、「拠点が追加されました」というメッセージが表示されます。
渡航者のアイコンをワンクリックすることで、渡航者の概要を把握することができます。トラベルモニターのスタートページを一目見れば、以下の内容が把握できます:
渡航者の現在のステータスの概要、過去72時間の渡航者の状況を表示
リスクが低い、中程度、高い、極めて高い国のそれぞれに位置する渡航者の人数
初期設定では、現在の渡航情報を表示します。過去あるいは今後の渡航情報を閲覧したい場合、検索範囲指定をクリックし、時期を選択してください。赤色の通話ボタン(『リクエスト送信』)を押すことで、特定の渡航者の現在のステータスを確認するための自動ステータスリクエストをいつでも送信することができます。こうすることで例えば、リスクの高い国に滞在する渡航者の日々のステータスを確認することが可能となります。
渡航者のアイコンやリストにある渡航者をクリックすることで、連絡先やシステムに登録されている位置情報などの詳細情報が表示されます。渡航者の位置情報の表は、以下の情報を含む渡航期間中の様々な滞在地や宿泊先に関する情報を表示します。
各渡航先の滞在期間
渡航先の位置(座標およびマップ上の位置)
該当する場合は最新のステータスコールに関する情報
一目で情報を伝える
トラベルモニターのマップ上には、以下のアイコンが使用されています。
複数の渡航者、拠点およびアラートが同じ場所(拡大表示レベル次第)に存在する時は、1つのアイコンに集約されます。グループアイコンをクリックすることで、異なるグループに情報を分割表示できます。
渡航者のアイコンは過去72時間のステータスに応じて異なる色分けがなされています:
不明あるいは要支援の両ステータスは、渡航者が危険にさらされ、支援が必要な状況に置かれている可能性があることを示しています。緊急支援プロバイダーが支援措置を開始し、緊急連絡先に通知し、具体的なフォローアップを調整します。
本プラットフォームは登録された渡航者のステータスを自動的に確認し、表示します。以下のような流れとなります:
プラットフォームが、周辺に居合わせた渡航者に脅威をもたらす可能性が高い、重大な治安事件を検出します。
重大な事件発生後、トラベルモニターの個々の設定に基づき、一連の自動ステータスコールや、特別なアラートを伝える電子メールが発信されます。
プラットフォームが確認できるステータスコールのフィードバックとしては、以下の3種類が想定されます: OK、要支援または不明です。渡航者の現在のステータスは、継続的にトラベルモニターにて更新されます(緑色:OK、黄色:確認中、オレンジ色:不明、赤色:要支援)。また、ステータス情報は継続的に電子メールによってレポートの受信者に伝達されます。対応が必要な事態(ステータスが不明あるいは要支援)となった場合、レポートの受信者は追加で電子メールを受信します。
特別なアラート対象の事件発生とは関係なく、手動で自動ステータス確認を実行することが可能です。この場合、渡航者リストからステータス更新情報が必要な渡航者を選出し、「リクエスト送信」のボタンを押します。プラットフォーム経由で対象の渡航者に対して電話がかかり、ステータスを確認します。トラベルモニター(緑色:OK、黄色:確認中、オレンジ色:不明、赤色:要支援)を通じて、更新されたステータスの更新情報を継続的に追跡することができます。対応が必要である場合(不明あるいは要支援)、レポートの受信者も電子メールで通知されます。
色
ステータス
説明
緑色
OK
自動ステータスコールに対して、渡航者からステータスが良好であるというフィードバックが得られた場合
渡航者から電子メールや電話で、ステータスが良好である旨のフィードバックがあった場合
緊急連絡先からの電子メールや電話を通じて、渡航者が無事であるというステータスフィードバックが得られた場合
黄色
確認中
自動ステータスコール作業が現在も続いている。ステータスに関するフィードバックがまだ得られていない場合。
オレンジ色
不明
直近のステータスコールに対してステータスが確認されていない場合(電話の電源がオフになっている、留守番電話になる、電話の応答がない、通信途絶)
渡航者や緊急連絡先からではなく、第三者からステータスのフィードバックがあった場合。緊急支援プロバイダーが、緊急連絡先に、第三者の名前や連絡先などの情報を伝達します
赤色
要支援
自動ステータスコールに対して、渡航者から直接連絡が得られ、支援が必要であるというフィードバックがあった場合
緊急支援プロバイダーから影響を受けている渡航者が重大な危険(生命、身体、健康に対する脅威)にさらされていることが明示されており、緊急支援プロセスを実行する場合
白色
非該当
過去72時間にプラットフォームから自動ステータスコールを受けていない渡航者で、ステータス情報を有していない場合